熱中症にミネラルと夏血栓
熱中症予防に水とお塩を摂取しましょうとお伝えしましたが、
お塩は精製塩ではなく「天然塩」をお取りください。
熱を下げるための汗を温熱性発汗と言いますが、
汗腺から汗が出るときに濾過する機能があり、
水分だけを出してミネラルは体内に戻すようになっております。
しかし、完全に濾過できずにミネラルも出てしまいます。
天然の良いお塩にはミネラル成分が含まれておりますので、
ミネラルを補うことを考慮しますと天然塩とお水を摂取することをお勧めします。
特に、運動不足などで日常汗をかかない方は濾過機能が低下してしまいますので、
ミネラル成分を多く含んだベトベトした汗が出やすくなってしまいます。
また、熱中症に近い症状で怖い病気が夏血栓といわれている血栓症です。
脱水症状で血液がドロドロ状態となり血管がつまってしまう症状です。
運転やデスクワークなど長時間同じ姿勢でいる方は特にご注意下さい。
この血栓は年齢に関わらず発症する危険があります。
とにかく、水分とミネラル補給を心がけましょう。
そうそう、先日私の友人が俺はビールで水分補給をしているから熱中症は問題ない!
と言っておりましたが、
ビール(アルコール)を10杯飲むと11杯分の水分が尿や汗で体外に排出されます。
夏のビールを飲まれる方は水分補給の強化をお忘れなく。